Nudge hair では、施術椅子に
バーバーチェアを使用しております。
ちなみに、タカラベルモント製。
メンズブースは黒いやつ。
レディースブースは白いやつ。
ま、元は黒かったやつを白く
塗ったんだけどね。
店を始める時に先代が使っていた
この椅子は処分しようと引き取りを
お願いしたら、引き取り代金が
一台につき2万円かかると言われ、
資金のなかった僕は、じゃーこれ使お。
ということに。こいつの製造年月日は
昭和64年は1月7日までしかありませんが、
この表示。ということは平成元年製造かな。
なので、御年28歳のバーバーチェア。
ご老体に鞭打って毎日稼働中。
ですが先日、ポン という小爆発音とともに、
稼働停止。うんともすんとも言わなくなりました。
製造元のタカラベルモントさんへ
修理を依頼すると、
「今週中には、伺えそうもないので、
来週行ける日が決まりましたら
お電話で連絡いたします。」
と、なんとものん気な対応。
サロン什器が稼働しない事をこんなに
のん気に対応するタカラベルモントに
「 カ ーーーーーーー ッ!!!! 」
ま、腹を立てても椅子が直る
わけでもないし、
じゃ、自分でやってみよーと、営業後
椅子を点検。
椅子の操作パネルはこんな感じ。
ここ外してみた。
げ!案外複雑。しかし、ヒューズも
切れてないし、コード類も焦げ付いた
形跡は無し、ハンダも皆しっかりと付いてる。
となると、もっと内部か?
こりゃ、自分じゃ無理だな。と、
隣の電気屋さんに相談すると、見てくれるとに。
しかし、電気屋さんも同じ場所を見て、
僕と同じ見解。
「 治せないことないけど、全部分解しないと
分かんないから、メーカーに任せよう。」 と。
えー、でも来週まで待てなーいと、
自分で分解を始める始末。
28年間の埃がびっちり。
すると、再び通りかかった電気屋の
おじさんが、僕を不憫に思ってか、
「 そこまでバラしたんなら、見てやるよ。」
とみてくれました。
どうやら、椅子の内側のコードの
引き込み口辺りがショートしていたらしく
ちゃちゃっと直してくれました。
ついでにコンセントも新しく。
よし、こーなったら100年使ってやるぞ。
近所の電気屋さんは頼りになるよね。
おじさん、ありがとー。