さて、2015年12月に被害に遭ってしまった音響被爆。
もう少し良くなることを祈りつつ、治療を行っています。
少し前にしていた治療は、その名も[高圧酸素療法]というもの。
入院していた飯田橋の東京逓信病院から、
入院していた飯田橋の東京逓信病院から、
お茶の水にある東京医科歯科大学付属病院を
紹介してもらいました。
受付、耳鼻科の診察を受けいよいよ治療に。
更衣室で、だいぶ着古された検査用のガウンに着替えます。
更衣室で、だいぶ着古された検査用のガウンに着替えます。
待合いにいるのは、そうだな18歳から85歳の老若男女。
みなさん、何処がお悪いのかは、見た目で分かる整形外科的な
疾患の方もいれば、僕のように何処から見ても
健康体のような方もいます。
例えば、片足の膝から下がない人とか。
あとは、どう見ても格闘家みたいな外人とか。
そもそも、高圧酸素療法とは、通常の気圧より高い圧力環境のもとで
そもそも、高圧酸素療法とは、通常の気圧より高い圧力環境のもとで
酸素を吸入する事で、血液中にたくさんの酸素を溶かし
体内の酸素濃度を上げる治療法です。
通常の大気圧下で100%酸素を吸っても血液には
ほとんどとけ込まず赤血球によって運ばれるため
血液中の酸素濃度には限界があるが、高気圧環境下では、
酸素が直接血液に溶けるため、赤血球の数に関係なく
血液中の酸素量を増やすことが出来る。
治療できる主な疾患
ガス中毒・潜水病・脳梗塞・火傷・
ガス中毒・潜水病・脳梗塞・火傷・
術後の の機能早期回復・突発性難聴・・etc
な感じみたいです。
そんな僕たちは、時間になると一人ずつイメージ的には
潜水艦の内部みたいな部屋に呼ばれて、
奥から順にリクライニングシートに座らされます。
隣とは間隔は近いですがなかなか快適な
座り心地または寝心地。スターとしてから、一時間半近く
部屋にこもるのですが、寝てもよし本や雑誌を読んでもよし
なので苦になりません。
それでも、最初の20分は2気圧以上まで加圧するので
それでも、最初の20分は2気圧以上まで加圧するので
耳の鼓膜にとても負担がかかる。
何度もいわゆる耳抜きをしないとならないので、
この20分は一番の難所。耳抜きの苦手な僕は、
ほっとレモンドリンク持参で、耳抜きを促します。
それが過ぎれば、優雅な読書タイム。
一回1時間30分を10回で1セットとして
一回1時間30分を10回で1セットとして
治療をしていくようですが、僕は6回でギブアップ。
3回目くらいから鼓膜の痛みが出てきたのでDrストップ。
うーん、ちっとも良くなんなかったけど
珍しい体験ができて良かった?かな。
今後は、針治療に移行します。
今後は、針治療に移行します。