2020年5月21日木曜日

Nudge hair work の 先代 2代目 正行 永眠 (百人町 理容室)


Nudge hair work の 先代で2代目の

父 正行 が5/17永眠いたしました。84歳でした。

緊急事態宣言の中、とても小規模な

家族葬になってしまいましたが、

父にとって良い最期だったと思います。
(父が64歳の頃の写真 新宿の顔100人展)

最期は、66年住み慣れた自宅で、最愛の妻に

手を握りしめてもらい、眠るように

静かに逝きました。

大都会 新宿で、救急車も呼ばず、病院に

入院することもなく逝けたのは、

かかりつけのお医者様、

百人町三丁目という町、そして長年

親しくしてきた住民の皆様からいただけた

奇跡のプレゼントの時間

だったと思います。

2020 1/1 本夛家新年会

死因は老衰、嚥下障害。しかし、3月3日までは、

病気知らずの元気な老人でした。

酒は365日欠かさず、毎日日本酒を五合飲み。

週に5日は近所の行きつけで呑む

イケイケ爺さんでした。

3月4日の朝、起床してから、首の違和感を

訴え、かかりつけのお医者で調べてもらうも、

異常は見られず、

湿布をもらって帰ってきましたが、

痛みはないものの、首が上に上がらなくなる

首下がりの症状になりました。
2019 5/6

3月の10日過ぎからは信頼する針治療に行くも、

鍼灸では治らないかもしれないと言われ、

かかりつけのお医者に国立病院を

紹介して頂き精密検査を重ねましたが、

首下がりの原因を見つけることは

出来ませんでした。
2019 3/12 papa's birthday

原因なくして、なぜ症状が出てしまうのか、

納得できないまま、父はどんどん

衰弱していきます。

元来、医者嫌い病院嫌いの父は、

お医者様にもらった、薬も飲まなくなり、

それ以降5月に入り、検査も入院も拒みました。

「俺は、癌になっても腹はきらねぇー。」

と言っていた父の事を分かってくださっている

長年のかかりつけ医の先生は、父の

意思を尊重して、残された時間を

父と家族ができるだけ快適に

過ごせるようにと、在宅介護の方向に

導いて下さいました。

日に日に衰えを増す父が、明日にでも

亡くなってしまうのか?はたまた、

家族の在宅介護によって、数年過ごせるのか?

ほんの、2か月前まで病気とは無縁で

元気だった父だけに全く想像がつきません。

コロナ緊急事態宣言の中で

今後、入院も検査も拒否するであろう父に、

自宅で、点滴や胃ろうをして、延命措置を

することは、父の意思に反するようで、

最後まで口から栄養を取らせるような

努力を、医師、嚥下に詳しい歯科医、

訪問看護師と共にしましたが、

2020年5月17日 午前10時22分 に

亡くなりました。

あんなに頑丈だった父も

突然きた年齢との戦いには

勝てなかったのかもしれません。


母と父の最期のスキンシップの

シーンを母が話してくれた語りで・・・。

「じじさんがベッドに座って苦しそうに

してるから、大丈夫?って顔を近づけたの。

そしたら、急に人の顔をじじさんが両手で

めちゃくちゃに、グチャグチャって

するもんだから、私もお返しに

じじさんの顔をグチャグチャってやりかえしたの、

そしたら、私の手をとって ギューって

握りしめて、そしたらすーっと

目をつむって眠るみたいに逝っちゃった。」


頑固な父とは衝突ばかりの僕でしたが、

体調を崩してからは腕を組んで

医者に連れて行ったり

検査に付き添ったり、剃れなくなった顔を

剃ってあげたり、口をゆすいであげたり、

全身をマッサージしてあげたりetc.

僕にとっても親父と過ごす濃密で

思い出深い数か月でした。

頑固な父でしたので僕のように

父と衝突した方もあったでしょうが、

父とかかわってくださった、

全ての方々に感謝したいと思います。

本当にありがとうございました。
2019 9/9 弟の美容室開店祝い

そして親父いままで本当にありがとう。





2020年5月1日金曜日

休業協力 いのちを守るSTAY HOME週間 (新宿 ヘアーサロン)



お知らせです。

ご迷惑をおかけ致しますが、

宜しくお願い致します。

早く日常が戻りますように。